【5章:慣用色名を覚えよう】

色彩マスコット 征服かん子ちゃん

これで、PCCSとマンセル表色系は完全に押さえた事になりますので、試験の最重要ポイントは攻略しました。

しかし、トーンのイメージワード(「派手で」とか「くすんだ」とか)のように、慣用色名での色指定も良く出てくるので、押さえておかなければいけません。

しっかりと覚えてる訳ではありませんが 、確か2005年度の試験問題では、慣用色名をトーンに直し、色の由来を選択肢から選ぶ…と言う問題がありました。

しかも大問として5問くらいあったで、これを落としてしまうとえらい事になってしまいます。

そうならないためにも、出来る限り覚えておきましょう!!(^ ^)



【目次】

【5章: 慣用色名を覚えよう】
・慣用色名って何?


慣用色名って何?

マンセル→PCCSへの変換が出来るだけで、かなり合格出来そうな感じがして来たんじゃないでしょうか?

ここまで押さえていれば 、問題をやっても何かしらの手を打つ事が出来ます。

…しかし、マンセルからの変換を覚えていたとしても、問題文に「慣用色名」が出てきたりしたらお手上げです。
たまーにひょっこり出てきては、受験者を悩ませる憎い奴です。(;´Д`)

色彩検定を受けている人で慣用色名を知らない人は居ないでしょうが、一応おさらいしましょう。


「慣用色名」とは、日常で使われている慣れ親しんだ色の事を言います。
例えば、「桜色」「栗色」「エメラルドグリーン」なんかを指しますね。

これに対し、伝統的に呼ばれている色を「伝統色名」。(例:茜色、黄丹など)
動植物や鉱物、顔料や染料の原材料名なんかを「固有色名」(例:ターコイズブルー、カーマインなど)と言います。

ここでは面倒なので、それらをまとめて「慣用色名」として呼びます。

思い出しましたか?(´ω`)ノ


…で、さっそく慣用色名の覚え方を…と言いたい所なのですが。

残念ながら、暗記方法はありません!!(゚Д゚)

種類も無数にありますので、全部覚える事は不可能に近いですし、そこまでやる程の必要もないのです。
問題集を解いてる時に出てきた慣用色名を押さえる程度で大丈夫だと思います。
(参考までに、僕は45種類でした。)

もう何度も言って来たのでウザイかも知れませんけど、2次試験は「最終的にヒュートーンシステムに直す」事を目的としています。

なので、慣用色名を覚える際、マンセル表記を覚える必要は全くありません。(←ここポイント)

例えば、慣用色名の「茜色」
これはマンセル表記での近似値が「4R 3.5/11」ですが、これは覚えずに、トーン表記の「dp2(濃い赤)」で覚えてしまいます。

「茜色」→「dp2」。こんな感じ。

そもそも慣用色名は、それっぽい色を代表してる呼び名であって、明確な範囲が決まっている訳じゃないのです。
だからマンセルの数値を覚えたって使えませんし、仮に使ったとしても、カラーカードは「ヒュートーンシステム」なので、結局PCCSに変換しなきゃいけません。

趣味で覚えるのならともかくとして、試験対策で覚える必要はないのです。


覚え方としては、これは単語カードを使って覚える方法をオススメします。
単語カードを使う場合、答えの方に対応するカラーカードを貼っておくと、その色のイメージも覚える事が出来るので役に立ちますよ。(^ ^)

どの色が出るかは全く予想が出来ませんが、知らないと結構危険な項目…それが慣用色名です。


<次回>
【6章: オストワルト表色系→PCCS変換!!】
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【目次】

【1章: はじめに】
・そもそも2次試験って何をするの?
・色彩検定の出題頻度
【2章: 「ヒュートーンシステム」をマスターしよう!!】
・「ヒュートーンシステム」って何?
・PCCS色相環の覚え方
・明度&彩度の覚え方
【3章: 復習!!2級範囲までの必須項目】
・2級範囲までの必要性
・トーンイメージを覚えよう
・色相差と配色技法
・「対比現象」と「同化現象」
・ 「off-N,FL,PI,BR」って何!?
【4章: マンセル表色系→PCCS変換!!】
・マンセル表色系って何?
・変換表の作成
・色相&彩度の推測方法
【5章: 慣用色名を覚えよう】
・慣用色名って何?

【6章: オストワルト表色系→PCCS変換!!】
・オストワルト表色系って何?
・色相を推測しよう
・トーンを変換しよう
【7章: NCS表色系→PCCS変換!!】
・NCS表色系って何
・色相を推測しよう
・トーンを変換しよう
【8章: XYZ→PCCS変換!!】
・XYZ表色系って何?
・色度図を描いてみよう
・主要色相を打点しよう
・Y(視感反射率)を変換しよう
・彩度を推測しよう
【9章: 最後に】
・2次試験対策に使った教材
・試験前&試験当日の注意点
・2次に役立つ!!2級~1級1次までにやっておく事
・終わりに…