【1章: 色彩検定1級2次試験とは?】

色彩マスコット 征服かん子ちゃん

色彩検定の最大の難関は、やっぱ実技の2次試験。

試験自体の難易度もそうですけど、何より対策テキストの少なさが、独学の人にとって最大の足かせとなっているんですよね。

前提となる知識が沢山あるにも関わらず、その第一歩を踏むための方法がどこにも書いてない!!(2008年現在)
…それで試験を断念した方も少なく無いと思います。(ノω`)

そこで、私「関口みぃる」が実際にやってきた経験を元に、まず何をすればいいかをまとめたのが、この「2次攻略ページ」なのです。

ポイントをつかんで、2次試験を攻略しましょう!! (`ω´)ノ



【ご質問などに関する注意】

※このサイトは色彩検定をメインにしたサイトではありませんので、ブログのコメントやWEB拍手などで問題の分からない所などを聞かれましても、本当に申し訳ないのですが、お答え致しかねますのでご了承下さい。m(_ _)m

「役に立った」「試験に受かりました」「今頑張ってま~す」などのコメントは大歓迎です!!ヽ(´ー`)ノ

また、独学でまとめたものばかりですので、コンテンツの内容が正しいと言う保障もありません。
…ですので、これらを参考にするかどうかは全て自己責任でお願いします~。


【目次】

【1章: 色彩検定1級2次試験とは?】
・そもそも2次試験って何をするの?
・色彩検定の出題頻度


そもそも2次試験って何をするの?

さて…2次試験の対策を始める前に1つ問題を出します。

そもそも、 「2次試験って何をする試験なのでしょう?」

カラーカードをハサミでチョキチョキ切って、指定された色を貼れば良いんでしょ…って?
…うん、その通りです。( ´∀`)ノ

色彩検定で使うカラーカードは、「新配色カード199a」と言われる日本色研で製作されているカードを使います。
PCCS色相の色カードが199枚入ってるから199なんですね。
これがカラーカード
「これが現物です~」

専門の画材店や大きめの書店、ネットでも購入する事が出来るので、まずはカラーカードを用意する所から始めましょう。
試験で使われるのは写真と同じ199aのサイズですが、一番最初にある明度表などは取り除かれています。
裏面にあるトーン記号(v2)などは書いてありますので、そこは安心して下さい。(^ ^)


この配色カードは、「PCCS色相環」と「トーン」を使った「ヒュートーンシステム」に基づいて作られいます。


PCCS色相環は、1:rP~24:RPまで24分割した色相環。
トーンは各色相(等色相面)を、v(ビビットトーン)~dkg(ダークグレイッシュトーン)に分類した表示方法です。
PCCS色相環
PCCSトーンイメージ

この辺は3級からみっちりやってるので、大まかには押さえてますよね。(^ ^)

…つまり、ここから何が分かるかと言うと。

「最終的な答えは、ほぼ必ずPCCS表示(v6やsf20など)に直す」

と言う事なんです。


色彩検定には、マンセル表色系、オストワルト表色系、NCS表色系、XYZ表色系など、色々な表示方法がありますけど、それを変換し、最終的に「ヒュー トーンシステム」に持って行けるかを重視している試験だと知る事が、この試験を攻略する上での第一歩となります。

この「ヒュートーンシステム」 は、ファッションや産業界の現場で多く使われているシステムです。
だから、これを使えなければ現場では使えないよ…と言うメッセージとも取れますね。


大切な事なので、もう一度言います。

「2次試験は、全ての表色系をヒュートーンシステム(つまりPCCS)に変換して組み直す」試験なのです!!

それを前提として、次から本格的に対策を練っていきましょう!!ヽ(`Д´)

色彩検定の出題頻度

「2次試験は、最終的にヒュートーンシステムに変換する」
これはもうバッチリですね。(´ω`)b

「ヒュートーンシステム」は一般的にPCCSを呼ばれているので、以降はPCCSと書かせて頂きます。

…では、これを前提に具体的に進めていきましょう!


色彩検定1級2次の問題は、大まかに分けて以下の7タイプに分ける事が出来ます。
(※あくまで主観なので、実際にデータを取ってある訳ではありません。)

1.PCCSの配色
2.マンセル表色系→PCCS変換
3.慣用色名→PCCS変換
4.オストワルト表色系→PCCS変換
5.NCS表色系→PCCS変換
6.XYZ表色系→PCCS変換
7.文章(記述)問題

この中で1~3は必須ですが、4~7は出ない年もあります。

僕が見た中では、
2008年「1~3まで」
2007年「1~3&7」
2005年「1~6まで」
2004年「1~6まで」

と言った感じだったと思います。
(2004年と2005年は、立ち読みした程度なので多少違うかも知れません;;)


僕は2008年に受けたんですが、他の表色系どころか文章問題すらなかったので、正直拍子抜けしたのを覚えています。(その分、配色の指定が細かかった印象はありましたけどね)
これは推測ですけど、オストワルトやNCS、XYZなんかは、範囲が曖昧になりやすいので出題側が嫌っているのかも知れません。

…とは言え、2009年にはテキスト改定があるので、出題される可能性は十分にあります。


それはともかく…。

ここからも分かる通り、必ず「色の配色」「マンセル変換」「慣用色名の変換」の3つは押さえなければいけません。
逆に言うと、この3つを完璧にこなせれば、問題によっては合格点に到達できる可能性もある…と言うくらいの比率を占めています。
1~3はどんな問題が来ても対応出来るように、徹底的に仕上げておきましょう!!

また、4~7は出ない年もありますけど、過去問を見る限り、出てくる時はまんべんなく出てきます。テキスト改定で、配点の高い配色問題に組み込まれないとも限りませんので、ノータッチはあまりにも危険すぎます。


ですので、1~3を完璧に押さえつつ、4~7をどこまで押さえられるかによって、安全圏に入るかどうかが決まると思っていて下さい。(´ω`)ノ

それでは、次からは最重要である「色の配色」「マンセル変換」「慣用色名の変換」を解くために必要な物をご紹介します。


<次回>
【2章: 「ヒュートーンシステム」をマスターしよう!!】へ行く→

【目次】

【1章: はじめに】
・そもそも2次試験って何をするの?
・色彩検定の出題頻度
【2章: 「ヒュートーンシステム」をマスターしよう!!】
・「ヒュートーンシステム」って何?
・PCCS色相環の覚え方
・明度&彩度の覚え方
【3章: 復習!!2級範囲までの必須項目】
・2級範囲までの必要性
・トーンイメージを覚えよう
・色相差と配色技法
・「対比現象」と「同化現象」
・ 「off-N,FL,PI,BR」って何!?
【4章: マンセル表色系→PCCS変換!!】
・マンセル表色系って何?
・変換表の作成
・色相&彩度の推測方法
【5章: 慣用色名を覚えよう】
・慣用色名って何?

【6章: オストワルト表色系→PCCS変換!!】
・オストワルト表色系って何?
・色相を推測しよう
・トーンを変換しよう
【7章: NCS表色系→PCCS変換!!】
・NCS表色系って何
・色相を推測しよう
・トーンを変換しよう
【8章: XYZ→PCCS変換!!】
・XYZ表色系って何?
・色度図を描いてみよう
・主要色相を打点しよう
・Y(視感反射率)を変換しよう
・彩度を推測しよう
【9章: 最後に】
・2次試験対策に使った教材
・試験前&試験当日の注意点
・2次に役立つ!!2級~1級1次までにやっておく事
・終わりに…